インターネット回線・テレビ・電話回線設備Internet line/TV/telephone line equipment

インターネット回線とは

パソコンやスマートフォンなどの端末と端末をつなぐと、端末同士で通信できるようになります。それ単体では小規模なネットワークです。しかし別のネットワークを複数、連携させることで、大規模なネットワークを形成できます。この大規模な集合体が、インターネットです。通信データは回線を通り、ルーターやモデムと呼ばれるネットワーク機器を接続することで拡張が可能になりました。
世界中の情報を離れた場所からでもアクセスできるようになったのは、このような仕組みが構築されているからです。

屋外インターネット回線 1棟引込の場合
1棟引込の場合
屋外インターネット回線 戸別引込の場合
戸建て引込の場合
屋内インターネット回線 概略図

宅内設備は入居者様の契約区分となります。
お部屋の解約時、回線終端装置取外しなどはプロバイダ会社と解約手続を直接おこなってください。

  1. 弊社は入居者様が直接契約するプロバイダ会社との解約に伴う業務の代行等のご対応は致しかねますのでご了承ください。
1棟引込の場合

テレビ設備のしくみ

テレビ放送は有線設備です。最近の通信設備はWi-Fiなどの無線が主流となってきていますが、アンテナの設備は基本的に有線設備
です。

<テレビ設備の概略図>

屋根や壁などにアンテナを設置し、それぞれの送信基地から電波を受けます。受信した電波をアンテナケーブルを伝って屋内に取り
込み、天井裏から壁裏を通って各部屋に線を分配し、テレビコンセントから出てきた室内の線をテレビ本体に繋げることで、テレビ
放送が受信できます。

テレビ設備の詳細図

テレビの受信方法

アンテナか、ケーブルテレビか、光テレビか、テレビの受信方法によって、設備も多少変わってきます。アンテナ受信の場合は、視聴したい放送のアンテナを設置して、それぞれの電波を受信します。

地上デジタル放送はUHFアンテナ、BSデジタル放送はBSアンテナ、スカパー!プレミアムサービスが観たい場合は、専用CSアンテナを設置します。
地上デジタル放送とBSデジタル放送は、混合器やブースターという機械を使って、一本に絞られ屋内へと入ります。その後、分配器でケーブルを分けて、各部屋へと配線します。
ケーブルテレビや光テレビで受信している場合はアンテナが不要です。テレビ電波を光ケーブルなどを使って、電柱から建物まで供給する仕組みになっています。

ケーブルテレビ回線詳細図

電話回線とは

電話回線とは、電話機・電話交換機を接続する伝送路のことで、電話回線が無いと通話が出来ません。
昔はアナログ回線やデジタル回線の2種類でしたが、近年ではデジタル回線が進化し、光ケーブルや、インターネット回線など、音声だけでなく、大量のデータを送るためのサービスが提供できるようになりました。

大きく分けて以下の3種類の電話回線があります。

アナログ回線

インターネット回線が波及する前からあるのが電話回線で、一般的に電話回線というとアナログ回線のことでした。黒電話時代から
始まって今でも利用されています。

ISDN回線

ISDN回線とは、アナログ回線と同様の導線を利用し、その回線に対してデジタル信号を流す回線方法です。ISDN回線のメリットとしては、音声情報をデジタル化することで、情報量を少なくできるので、音質は綺麗になり、しかも電話線1本に対し2回線分の利用ができるのが特徴です。

光ファイバー

光ファイバーとは、ガラス線の中を光の点滅を利用して、情報が伝わっていきます。光なので、一度に送れる通信料は多いのですが、まだ回線が不安定になったりと課題を抱えています。

電話回線設備の概略図

固定電話の屋内配線がなされていない(屋内に⑤電話さしこみ口がない)場合には屋外分電盤から④屋内配線工事が必要となります。